CM's 1/64 レガシィRS 宮沢模型特注 スペシャルカラー

CM's 1/64 レガシィRS 宮沢模型特注 スペシャルカラー
CM's 1/64 レガシィRS 宮沢模型特注 スペシャルカラー
CM's 1/64 レガシィRS 宮沢模型特注 スペシャルカラー

今回は、CM's 1/64 レガシィRSの宮沢模型特注 スペシャルカラーである。

 このカラーリングなしの「素」の状態を、AUTOARTあたりでは「プレーンボディ」と呼んでいて、実戦を戦った本番車がモデルでないだけに、なんとなく食指が動かない人もいるだろう。

 今回の2台のうち、ブルーメタリックの方は、確かにプロドライブレガシィの現役時代にはありえなかったカラーリングで、いかにも「即席」といったモデル化だが、ホワイトの方はそうともいえない。

1989年」 プロドライブ レガシィ テストカー

たとえば、1989年の暮れにプロドライブが自前で用意したエンジンを載せたテストカーは、左の写真の通りホワイトで、サイド出しのマフラーに本番車とは形状の異なったサイドミラーを装着したターマック仕様。

 リヤドア下の「SUBARU LEGACY」のロゴとフロントウィンドウのSTIのサンシェードはBC乗りにはマネしやすくてポイント高いかな?

もう一台は、海運王と呼ばれるフレデリック・ドールのカスタマー仕様のプロドライブ レガシィ。

 オフタイムをトップカテゴリーのマシンでWRCに出場なんて、「スバル貧乏」の私には到底考えられないから、そういう意味で憧れの1台。

 しかし、スポンサーマーク一切なしのノーマル然としたこのレガシィがプロドライブ レガシィとは・・・カッコ良すぎる・・・。

1993年 ツール・ド・コルス フレデリック・ドール車
CM's 1/64 スバル レガシィRS 宮沢模型特注 スペシャルカラー
CM's 1/64 スバル レガシィRS 宮沢模型特注 スペシャルカラー

それ以外に、特に記述することもないモデルなのだが、10万キロ世界速度記録挑戦車と同じように、A、Cピラーがボディ同色となっていて、サイドウィンドウの「段付き処理」も、なぜかなくなってしまっているのは残念。

ついでにいえば、ブルーメタリックの方も、CM'sでは「インプレッサ555」をリリースしているわけで、どうしてこちらで塗らなかったのか理解に苦しむところである。

 とはいえ、最近オークションで見かけたこのブルーメタリックの方も、恐るべき価格まで釣り上がっているのをみて、このモデルの存在価値は、そうした「リアリティ」とはまた違ったところにあるんだなと納得した次第。

CM's  1/64 インプレッサ555 1995 モンテカルロラリー ウィナー
CM's 1/64 スバル レガシィRS 宮沢模型特注 スペシャルカラー
CM's 1/64 スバル レガシィRS 宮沢模型特注 スペシャルカラー

こうして見ると、やはりBCにはこの7スポークのテクノマグネシオが一番似合っているように思える。

私のレガシィRSタイプR

もちろん、1993年ニュージーランド優勝車が履いていたのは8スポークのスピードラインなので、そちらの方がハクが付いていい、という向きもあるだろうが、私の中ではプロドライブ レガシィとは、打ち倒されても打ち倒されても立ち上がり、立ち向かっていく、不屈の闘志を持ち続けたボクサーだったことに「男の美学」というか、「カッコ良さ」を感じるのだ。

 「連戦連勝」のインプレッサ555の輝かしい記憶も確かにスバリストとしては誇らしいのだが、天邪鬼なスバリストには、日が当たらない分(?)、ジメジメしてしていてより「お誂え向き」といえるような気がする。

CM's 1/64 レガシィRS 宮沢模型特注 スペシャルカラー

ちなみに、この宮沢模型特注スペシャルカラーは、このブルーメタリックとホワイトで、レガシィRSの他に、インプレッサ555、インプレッサWRC1999、インプレッサWRC2002、インプレッサWRC05、インプレッサWRC06の6種類がリリースされているので、そちらはまた別項で紹介したい。

CM's 1/64 レガシィRS 宮沢模型特注 スペシャルカラー

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