プラモデルの世界では、さらにスバル1000のものは少なく、この尾高産業というところが、1967年にマイナーチェンジしてA12型に移行した「スバル1000スーパーデラックス」をモデル化しているのみだと思う。未確認なのだが、この尾高産業、「スバル1000スポーツセダン」もモデル化したということなので、情報をお持ちの方はぜひお知らせ頂きたいと思う。 |
だから、ディティールがどうの・・・といった類の評価を本来するべきものではないのだが、とにかくプロポーションがすばらしく、スバル1000の美しいシルエットを簡潔にだが的確に捉えている。 |
わたしは過去に数回これを作ったことがあって、すべて大切に取っていたのだが、幸いなことにすべての組立済のものは、スバル1000の実車のオーナーの許に嫁いで、今もオーナーの目を楽しませている。ありがたいことだ。 |
トミカリミテッドヴィンテージのスバル10002車種、4バリエーションについては、また後日UPします。 |
そんな中でも一刻も早いモデル化が望まれるのが、スバルボクサースポーツのルーツである「スバル1000スポーツセダン」だ。純正色「ピーチホワイト」、「トロピカルレッド」2色で、ぜひ早期にモデル化を希望したい。 |
あとは最低でも、スバルff-1 1300Gスポーツセダンはモデル化を望みたい。前期型なら「フォレストグリーン」、「ファイヤーレッド」、「サンビームイエロー」、後期型なら「サマーグリーン」、「キャニオンゴールド」、「サンビームイエロー」。ぜひノーズフィン、ストライプ、ボンネットストラップは欲しい。 |
また全スバリストにとって垂涎の的、わずか9ヶ月しかカタログオンしなかったA14型「スバルff-1スーパーツーリング」も、現在のスバルの基本コンセプト「グランドツーリング」をスバルとしてはじめて具現化した存在として楽しいと思う。 |
しかし、スバル1000/ff-1シリーズの「カルト」の「究極」といえば、東北電力の要請で製作され、生産台数わずか8台あまりで、その座を「レオーネ1400エステートバン4WD」に譲り使命を終えた「スバル1300Gバン 4WD」に尽きる。昨年、長年の「放置プレイ」から、富士重工業自身によるフルレストアを完了して、全国各地のイベントで公開されているのをご覧になった方も多いことだろう。室内のトランスファーレバーと裏板の日産ブルーバード(510型)のリヤアクスル、特にボールスプラインのハーフシャフトはぜひ再現してもらいたいものである。 |
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