念のためお断りしておくが、私は 富士重工業 や STI の関係者ではありません(笑)。 |
一言で言えば 「ドレッシィ」。純正の 15インチ BBSホイール は、GT-S2 と D型 RS に標準装備だったもので、なぜか 「STI」 の刻印が入っているのだが、これがあるだけで、ラリーサスペンションのせいで腰高で、マッドフラップにごついアンダーガードで 「武装」 した、自分の レガシィRSタイプR と同じ名前のクルマだと到底信じられないほど、「セレブ」 で、はるかに 「文化的な」 乗り物に見えた。 |
そのずっと後、極上の ツーリングワゴンSTI が私の許にやってきた。だが、どういう訳か書類がないという 「曰く付き」の一台だった。書類がなければ登録はできない。だから、念のため、盗難の被害などの届けが出ていないかを1ヶ月掛けて徹底的に調べた上で、当時私の手許にあった BF5型 レガシィ ツーリングワゴンGT D型にすべてのコンポーネントを移植したこともあった。 |
モデルについて。 |
この 15インチ BBSアルミホイール も、大切なディティールだろう。 |
この BBS製 15インチアルミホイール は、では、1992年 6月 のマイナーチェンジで、BC/BF型レガシィ が D型に移行した際に展開された GT-S2 の専用装備なのだが、面白いことに最初は 4ドアセダン にしか、この GT-S2 は設定されなかった。その 8月 に、200台限定 で この ツーリングワゴンSTI が発売されて、10月から、ツーリングワゴンにも GT-S2 が設定されるというタイムスケジュールだった。 |
室内の再現性も上々だ。 |
この STI ミニチュアカーシリーズ は、台座がプラスチックではなく、圧縮材を使っているので、レジン製のミニチュアカーと併せると、結構な重量感があって、台座自体の控えめな光沢も高級感がある。それにきちんとシリアルナンバーが刻まれたプレートが付属するのも、実車と縁のあった人間にとっては嬉しいものだ。 |
裏板はまったく再現されていない。許します。STI の送り出したモデルだから(笑)。 |
そういう意味でも、この STI のミニチュアカーシリーズは、スバリスト なら、多分、1台 や 2台、個人的な思い入れが語れるクルマがあるはずだ。だから、ぜひ、そういうクルマだけでも手にして欲しいと思うのである。 |