今回は、ハセガワ 1/24 スバル レガシィ ツーリングワゴンGT を紹介。 |
作り手がいて、モノ があり、私がいる。 |
ここで、アメリカにおける衝突安全について少し触れておくと、アメリカ連邦法に基づいて、アメリカで販売される自動車行政全般を司るのは、連邦機関である NHTSA (国家道路交通安全局) であり、IIHS (道路安全保険協会) は、アメリカの保険業界が、安全性によって車種毎に最適な保険料率を設定するための評価基準担保のために設立した 非営利団体 で、IIHS のテスト結果が悪かったからといって、販売中止に追い込まれるようなことはないが、ユーザーにとって大切な自動車保険の料率決定には大きな影響を与える。 |
つまり、一般的な構造を持った クルマ の、タイヤハウス 部分の横方向の寸法だけで、スモールオーバーラップ衝突 の 「全幅の25%」 という数値に達してしまうことが分かる。フルラップ(100%)、モデレート(50%)衝突時には、しっかりと衝撃を受け止め、緩和してくれる フレーム に頼ることはできないのだ。 |
7月初旬、アメリカ で、新型レガシィ / アウトバック のデリバリーが始まった。 |
2014年 8月 19日、IIHS は レガシィ の 衝突試験 の 動画 とその結果を公表した。 |
命あるものが、生の営みを止める瞬間ほど、厳かで悲しく、寂しいものはない。 |
この動画共有サイト では、左下の 「もっと見る」 ボタン を押すと出てくる リンク から、IIHS の HP のその車種の、試験の際のすべての詳細な計測データとともに、結果を公開しているページにジャンプすることができる。 |
最近の ドイツ車 に乗ってみて、メカニックの立場で触れてみて思うのは、表面的な目新しさやエンジンスペック、限られた場面での動力性能、インテリアトリムやインシュレーター、防振材に驚くほどカネを掛けているのは理解できても、クルマの基本的な本質部分が、かなり疎かになり始めているのではないか、ということだ。 |
という訳で、今回の BF5 レガシィ ツーリングワゴンGT は、バージニア州 アーリントン の IIHS テストセンター に散った クリスタルホワイト・パール の レガシィ 2.5i への、私自身の、心からの オマージュ を込めて、パールホワイト・マイカ である。 |
私の 「お目当て」 は、同時に追加された レガシィRSタイプR、そして、RSタイプRA だったから、リッチなウールモケットのパワーシート に腰を下ろして、オートマチックトランスミッション でゆったり走り、時々 200ps のパワーを楽しむ、という GT のキャラクターは、全く「別世界」 の話だったが、ツーリングワゴンGT は グローバルという言葉がまだなかった当時の世界を見渡してみても、シリーズの最高級車でありながら、圧倒的なパワーを誇る AWD の全天候ステーションワゴン という、かなり 「欲張り」 な 新しい価値 を実現していた。 |
私は私で、ダートラ地方戦で少しづつ走り方を覚えてくるにつれ、クラッシュやトラブルに悩まされるようになった。 |
無邪気なものである(笑)。 |
峠を降りて、いつもの自動販売機の前にクルマを停める。暖かいコーヒーを・・・とポケットの小銭をまさぐっていると、後ろで バンッ! とクルマのドアを閉める音が聞こえた。「もう 夜中の0時 なのに、こんなところでクルマを降りる奇特な奴って・・・」と自動販売機からコーヒーを取り出しながら顔を上げると、そこに彼女が立っていた。 |
ハセガワ の BF5 レガシィ ツーリングワゴンGT (キット名は 「スバル レガシィ GT ツーリングワゴン」となっているが) を組んだことがある人ならもうお分かりだと思うが、今回の制作では、C型 から A型 へのコンバージョンである。 |
ただ、リヤクォーターパネル の サイドモール だけは、移植しにくいので今回はさらりと筋彫りして仕上げている。 |
シャシーは レガシィRS と共通で、リヤオーバーハングにエクステンションを接続させる点のみが違う。 |
まあメーカーOP としての設定がなかっただけで、無茶を言って 5速マニュアルトランスミッション の本革シート仕様を特注した、という話は聞いたことがある。 |
パッケージは、ご覧の通り、ディッシュホイール が特徴である C型 ツーリングワゴンGT である。 |
ずっと後になって、家内が件の奇妙な 「初デート」 について話してくれた。 |